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名古屋を飛び立って約10時間、私たちはフランクフルトに到着。 日頃から土曜の夜など10時から翌朝までぶっ続けで椅子にすわってサッカー見てる私なので、長いフライトもさして苦にならないのであった。全く眠れなかったけど。 ドイツに来たのは8年ぶり。あ~でもその時はパリ経由でミュンヘンに入ったんだっけ。 「フランクフルトに着いたら、お預けのお荷物はピックアップして下さいね。」 セントレアのチェックインカウンターのねえさんはそう言った。はいはいわかってますよ。シュトゥットガルト行きのICEには自分で荷物もっていくんだよね。 飛行機を降りた私たちは入国審査を通り抜けバゲッジクレームを目指した。ひたすら目指した。と、遠い… そしてやっとこたどり着いた薄暗いバゲッジクレーム。私たちの便のカルーゼルにはたった一組のグループがいた。そして彼らが荷物をピックアップするとその後荷物が流れてくる気配はナシ… たまたまそこに日本人の空港係員がいた。 「すみません、このあとシュトゥットガルトに行くんですけど荷物は…」 「お荷物は駅の方に行ってますよ」 そーいえば、なんかそんなのルフトハンザのウェブサイトで見たぞ。 飛行機降りたら空港駅に直接行けとかなんとか… しかし、チェックインのときに荷物をピックアップしろといわれて瞬間的にくるくる回ってるスーツケースを思い浮かべたのが失敗のはじまりだった。 あわてて税関を抜けて駅に向かうが、私たちは完全に迷子。 あそこに空港の人っぽいのがいる~! 「すいません。私たち日本から来てこれからICEでシュトゥットガルトに行きたいんですけど…」 「トレイン?」 ドイツの人はアイシーイーって言わないっぽい。他の人にも一瞬はぁ?って顔された。 いーつぇーうーか?いやうーはフランス語だ。いーつぇーえー? ドイツ語のアルファベットすらよく知らないワタシであった。 しかしシュトゥットガルトの発音はカンペキだったらしい。 この空港でシュトゥットガルトといったらオートマティカルに駅を案内してくれるはずだ。 めでたく私たちは駅にたどりついた。しかし我々の荷物は? 私たちは階下のホームに降りた。しかし荷物を扱ってそうな場所はない。 たっぷりあった乗り継ぎ時間もけっこうヤバくなってきた。 こんどは通りがかりの黄色いビブスを来たおじさん2人組に聞く「荷物はどこ~?」 そしたら2人組の片割れのトルコ系と思われるおじさんが親切にも連れて行ってくれた。 長距離路線の駅のホールの左手前にエアレイルのカウンターはあった。 荷物あった~!ダンケシェーン!! カウンターはものすごくよくわかる場所にあった。しかもそこはさっき私たちが通ってきた通路。おもっきし見落としていたのであった。だからトルコのおじさんはわざわざ連れてきてくれたんだねえ。ハハハ・・・ フランクフルトからエアレイルまでの乗り継ぎの手順はルフトハンザのウェブサイトにしっかり案内してあります。私はそれをプリントアウトしていた。しかもそれを手荷物に入れてあったのよね~。<よく読んどけや でもセントレアのチェックインカウンターの人も荷物は「駅の」カウンターでピックアップしろと一言いってくれてもよかったのに。 エアレイルのカウンターでは搭乗券と、預け荷物につけた札を照合されます。そして荷物を引いて搭乗券に記された6番ホームへ向かったのだが… 「私たちの列車番号ないよね~」 ホームに掲示された時刻表に私たちの列車ICE611(LH356)が載ってない。 これはひょっとしてホーム変更になってる~? あわててエスカレーターをのぼって降りて向かい側のホームへ。ICE611あった~。ホーム変更はこっちじゃよくあることだ。 「なんかドイツ寒くないよね。日本とおんなじゃん。」「うん」 これはさんざん空港内を走り回ったせいじゃなくてよw 私はエアレイルとはフランクフルトからシュトゥットガルトまでをむすぶ特別列車のようなものだと思っていたのだが、実際はフツーのICEでこの列車はドルトムントあたりからやってくるらしい。 とにかくあとは列車にのるだけだ。とおもったら試練はまだ続くのであった。 ホームの先頭あたりで列車を待ってた私たち。するするとホームに入ってきたICE。 目の前の車両は28号車。チケットにはWAGEN/COACH 21。走れ~~~~! 荷物をガラガラ引いてホームを7両分全力疾走。とりあえず適当な車両に乗ればいいじゃんと思うでしょ。でもこの列車、ちょー混んでて車両の移動は不可能なんですよ。ちょうど出張がえりの人がのる列車みたい。 21号車に乗り込んだが、そこから自分の席にたどりつくのも一苦労。荷物置き場もすでにいっぱい、通路も人がぎゅぎゅうでパルドンパルドンとスーツケースを座席までひきづって行ったが座ることもできない。 ダウンコートで汗だくになるが脱ぐこともできず、空港で3ユーロもしたエヴィアンを床に落としたが回収不可能。2口しかのんでなかったのにぃ。 私のそばにはメルテザッカーにちょい似た兄さんがいて、よく目があってにっこりされた。メルテのファンになりそーじゃないか。 (むこうでは人と目があったら悪意がない限り微笑まれますから微笑み返そう) 次の駅で少し乗客が降り、私たちもやっと自分の席に座れた。疲れた。 でも眠ったらいかん。ミュンヘンまで連れて行かれるぞ。 フランクフルトから1時間ちょっとでシュトゥットガルトに到着。うちを出てから20時間。 たくさんの乗客が列車から吐き出されていくホームに降り立つ私たち。 「ちょ~、ぜんぜん寒くないやん!」手袋してる人なんてひとりもいない。 スーツケースの中身の大半を占めるヒートテック各種を捨てたくなりました。
by n-elle
| 2012-01-19 03:00
| 2011年ドイツの旅
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